1年ぼうず

眞野 義行

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議員辞職勧告決議可決】
本日、成田市議会は星野慎太郎議員に対する「議員辞職勧告決議」を以下の理由から、賛成多数で可決しました。

成田市議会倫理条例では、議員は「公職者としての高い倫理観を持つとともに、自らの行動を厳しく律し、より一層市民に信頼される存在となることが求められる」と明記されており、議会における活動だけでなく、私生活においても法令を遵守し、高い倫理観と自律性の下に行動することが求められる。現職の議員が逮捕された事実は、市民の信頼を裏切り、成田市議会の品位と名誉を著しく毀損するもので、その責任は極めて重大であることから議員辞職を勧告するものである。』

※この辞職勧告決議には法的な効力はありません。単に議会の意思を示す決議にすぎないために、最終的には、勧告をされた議員本人がその決議を踏まえて辞職するべきか否かを判断します。ただし、執行猶予の付かない禁固以上の刑が確定した場合は、自動的に失職します。

まず最初に、
今、一番守られるべきはこの被害にあった子です。好奇の目にさらされたり、言われなき批判にさらされることのないような環境作りを、私は学校や教育委員会に強く求めていきます。

次に、
私はこれから私見を述べますが、この件に関してコメントをいただいても返信いたしかねます。ご了承ください。なぜなら今回の事件については事実認定が一部にとどまっており、その他についてはマスコミ報道からの情報であるために、事実関係の確認ができない部分があるからです。

さて今回の「議員辞職勧告決議」に賛成した、私なりの理由を述べます。

私は第2スローガンに「こどもは地域で育てる」を掲げています。

学校の教育だけでは、現代社会の多様化に対応できず、教師の働き方改革も相まって、本当に地域のおとな達の教育参加が必要だと考えているからです。

この点で、星野議員の「草の根活動」は、本当に素晴らしいものがありました。

それだけに、今回の事件が地域社会に与えた影響はあまりにも大きく、成田市議会のみならず、地域の子ども達、及び、地域の子どもを育てようとがんばっている、多くの人たちに大きなショックを与えました。

信頼していた大人の裏切りは、こどもの心に大きな痛手を与え、それが大人という存在への不信感につながる場合もあります。

大人達も、子ども達への関わりについて躊躇してしまい、活動が萎縮してしまう場合も考えられます。

この子どもに対する行為、そしてこの事件の地域社会に与えた影響の大きさを鑑みたとき、私は、議員辞職を勧告するということは必要なことだと判断し、賛成しました。

最後に繰り返しになりますが、この子がこの地域で安心して学校生活ができるような体制づくりを、学校・教育委員会に要望していきます。