1年ぼうず

眞野 義行

 cres.mano0505@gmail.com

 TEL:090-9364-7172

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<多文化共生3>

 明日は、私が9月議会で取り上げた横浜市立飯田北いちょう小学校の視察に行ってきます。朝6時の出発です。

 いちょう小学校は全校生徒233名ですが、そのうち外国籍児童は97名。日本語指導が必要な児童は88名です。外国にルーツを持つ児童も含めるとその割合が55%という、まさに「多文化共生」小学校なのです。そのため、多文化共生は当たり前。

 例えば、全校児童が通る廊下の一部に、ベトナムカンボジア、中国、ラオス、ブラジルなどの民族衣装や民芸品を展示する「みんなの国の文化紹介コーナー」があります。その中に、いろいろな国の本を読むことができる「国際図書館」もあり、雨の日などは、子どもたちでにぎわっています。本や民芸品の展示及び整頓は、5・6年の多文化共生委員会の児童が中心となって行っています。

 とにかく非常に興味深い教育を行っている小学校です。とても楽しみです。

 さてこの視察、実はもう一つ楽しみにしていることがあります。それは江戸川区議会議員「よぎさん」こと、本名 プラニク・ヨゲンドラさん(42歳)とお会いできることです。知り合った詳細は省きますが、電話とメールで知り合いました。日本在住20年で、今年4月に初議員になられた方です。

 今回の「いちょう小学校」訪問をお誘いしたら、2つ返事で行かれるとのこと。多文化共生に向けて、力強い仲間を得た気がします。

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 ところで、大和議員も誘ったら喜んでついてくると言うので、仕方がないけれど一緒に行きます(うそ)。

 同じ教員としてのルーツを持つもの同士、会派は違っても議員として共生していきます!

www.edu.city.yokohama.jp

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シリーズ:多文化共生2>

  災害続きの千葉県ですが、皆さんに知ってほしいことがあります。それは、日本に住む外国人のことです。しょうがいを持つ方や独居老人などの災害弱者と同様に、彼らもまた弱者なのです。

 なぜなら、日本語があまり得意ではないからです。だから、必要な情報が手に入りません。しかも日本語が不自由な彼らに対して、成田市は非常に冷たいのです。

 台風15号、19号、そして先日の豪雨。その時の避難所には、日本語以外の言語が一つもありませんでした。そして災害放送も日本語だけ。

 成田市には、5000人を超える在住外国人の方が生活しています。毎年右肩上がりで増えていて、来年は6000人に近づくと考えられています。彼らの存在を意識した街作りが必要です。

 こんな現状の中、成田市東町にあるAIT日本語学校では、外国人留学生のために避難訓練や「やさしい日本語」を使った災害情報の発信などを行っています。

 本来こういったことは、成田市の行政がやるべきことなのですが、彼らの意識の中に外国人の存在がありません。これではとても国際都市成田とは言えません。

 何とかしなければ、と切実に思っています。外国人との共生はこれからの日本社会が真剣に考えなければならない問題です。

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<事前には逆らえないけれど>

 今日は朝8:00から第65回成田市消防操法大会に参加しました。

 台風15号19号、そして一昨日の豪雨。一体どうなっているんだろう。そんな時に活躍してくださる地域の消防団の皆さん。本当に頼りになります。

 しかしながら、消防団員のなり手がいない現状で高齢化が進み、訓練そのものが難しくなりつつあります。さらにみなさん、忙しい日常の中、連取時間の確保もままなりません。

 本当にお疲れ様です。

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 ところで実は、23(水)から25(金)まで、北海道へ視察研修に出かけていました。

 3日間で小樽市、札幌市、石狩市の3都市をまわり、「後見人制度」「こどもの権利救済機関」「子どもの貧困対策」「放課後児童クラブ」などの研修を行ってきました。

 飛行機、徒歩、地下鉄、電車の移動が多くて疲れましたが、非常に勉強になる研修ばかりで本当によかったです。

 さて本来ならば、金曜日の夕方17:00の飛行機で成田に戻ってくるはずでしたが、またもや千葉県を襲った豪雨。その影響で、新千歳空港で待っていた私たち成田行きの便だけが運航になってしまいました。

 必死に戻れる振り替え便を探したのですが、何しろ金曜夜のフライトで、しかも人数が8人。見つかるはずもなく断念。

 翌日の茨城空港行きの18:00前のSky Markを押さえ、そこからなんとか成田にたどり着くということになりました。

 次の問題は北海道にもう1泊するための宿探し。こちらも金曜夜の8名という団体宿泊。何とか宿泊先を見つけ、重い荷物を持って逆戻り。本当にぐったりしました。

 昨日は11時にチェックアウトした後は、どこかに行く気力もなく、ひたすら空港で過ごしました。

 こちらの写真は、初めて降り立つことができた茨城空港です…。

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がんばれ、天皇・皇后両陛下!

 即位礼正殿の儀での天皇陛下のおことばの中に『国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。』とありました。

 私と同じ学年の天皇陛下は、いつものように冷静沈着なご様子で、お言葉を述べられていました。

 正直言いますと、これまであまり皇室関係のニュースには興味がありませんでした。
しかしながら今日、テレビで浩宮様と雅子様の生い立ちからを簡単にまとめた番組を見て思いました。

 生まれたときから決められていた、普通とは大きく異なる人生のレールを、59年間きちんと歩み続けるとは、どういうことだろう?

 一方、ハーバード大学卒業など超エリートで外交官にまで上り詰めた雅子様が、皇室という特殊な世界で生きてきたために心の病を患われ、しかしそれでも皇后様としてこれからも生きていくとはどういうことだろう?

 真子様と一緒に、せめて1年でいいから、普通の家族として生活させてあげたい。本当にこんな風に思いました。

 がんばれ、天皇・皇后両陛下!

 『一人の人間としてではなく、国の象徴として』これからも生きて行かれるこのお二人の末長い幸せを祈ります。

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<シリーズ:多文化共生>

 今日は、成田市の中央公民館や加良部公民館で日本語教室を30年にわたって続けていらっしゃる岡田先生と、ある地区の自治会長さんで、先日、避難所運営委員会を開催された I さんにお会いしました。

 テーマは「多文化共生社会」です。

 現在、成田市内には5000人を超える外国人が生活しています。

 ですから最近は、本当に街のいたるところで外国人に出会います。

 今やコンビニのアルバイトといえば外国人留学生。

 しかし私たちは、彼らがどこの国からやってきて何語を話しているのかは、知らないし、興味もありません。私たちの生活に関係がないと思っているからです。

 しかし、農業、漁業、工場などは、もはや外国人なしでは成り立たないところまできているのです。

 政府が外国人労働者の受け入れを拡大したということは、これまでと違い、私たちの居住区に外国人がどんどん増えていくということです。

 その時におこるトラブルの一番の原因は、生活習慣の違いによるものです。

 はっきり言って、日本人ほど規律正しく生活している民族はいません。

 日本人の常識は世界の非常識とまでいわれることがあります。

 これは悪い意味ではありませんが、日本人のように勤勉で従順な考え方をする民族は珍しいということです。

 その日本人が当たり前に思っている生活習慣や礼儀作法を、外国人に教えていくことは容易ではありません。           つづく。      

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<がんばれ、小高議員!>

成田山弦祭りに行ってきました。国際高校と成田中生の英語ボランティアガイドの様子を見に行ったのですが、どこにも見当たらず、自分の勘違いらしい…、まったく何をしているんだか。

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 参道では、聖徳大付属取手中・高生のお琴、津軽三味線など、そこかしこで日本の伝統楽器の演奏が行われていました。

 津軽三味線の「千本桜」はとても素晴らしかった!

 その帰り道、成田のをどりパレードを見ることができました。総勢300人の踊り手による大行列は、迫力がありました。

 そして最後尾にはなんと、我らが小高夕佳議員の姿が!

 そういえば、一昨日、練習不足だから朝6時から練習するんだ!と張り切っていました。
 300人のおおとりを、おしとやかに見事に踊っていました。とても素敵でした!

 がんばれ、小高議員!

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<奇遇が続くと必然になる?>

 昨日、銚子市で行われた「北総地区市議会研修会」に参加しました。約200人の参加者で行われた銚子、匝瑳、富里、白井、印西、八街、四街道、旭、佐倉、香取そして成田の11市の議員が集まっての合同研修会です。

 テーマは「SDGsを理解し、地域の発展に生かすには」でした。

 SDGsとは「人間の存在はあくまで健全な地球環境が基盤。持続可能性の観点を開発目標に取り組む」ことを意識して環境とともに発展していこうという考えです。

  難しいテーマですが、2015年の国連で全加盟国の賛同によって採択された目標です。

 さてその会議の場で、白井市議員の和田君に会うことができました。

 彼は私が木刈中学校勤務時の教え子で(といっても今年40歳ですが)、6月に私の当選を知ってすぐに電話連絡くれた議員です。

 こういう形での再会は本当に可能性の低いことで、2人ともちょっと興奮しました。

 さらに同じ白井市の岡田議員は、成田生まれで、いとこの方が印旛地区で教員をやっていて、バレー部の顧問だとのこと。

「えっ、お名前は?」

「Sです。ご存じですか?」

「ご存じも何も、練習試合等でよきライバルだった先生です。春に行われる南房総市の県大会では、お互いのチームが印旛郡の代表になったときなど、よく合同宿泊して大会に臨みましたよ。」

 まったく奇遇というものが1度に2回もあるとは、本当に怖くなります。

 その岡田議員は、私と同様に今年初当選で、以前は白井市の中学生交換留学プロジェクトに関わっていらしたそうです。

 多文化共生に興味があるということで、今後、お互い協力し合おうというということでお別れしました。

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