成田空港 TRANSIT & STAY PROGRAM「乗継ぎ＆１泊プログラム」の成り立ちや組織、そしてツアーボランティアガイドさん達の活動について調べています。前回のかぶとの写真は空港内の活動のもので、実は管轄が少し違います。いずれにしてもこれらの写真にあるような「空港乗継ぎ旅行者」を取り込み、成田を単なる通過都市としないためのプログラムの運営が行われています。2014年に観光庁の肝入れで始まったこの事業、成田国際空港で、着実に成果を上げています。
右の写真は海外旅行者向けの資料で、漫画でわかりやすくこのプログラムの説明をしています。こういったパンフレットは他にもたくさんあります。下のものは別のもので、11種類のツアーの詳細が書かれています。こういった取り組みの成果で、昨年度は10ヶ月で1,000名を超えました。プログラム開始からわずか４年で約７倍。官民一体となった取り組みが功を奏しています。しかし問題はやはりボランティアの方達の高齢化です。無償で社会貢献していただける方が、お年に関係なくいらっしゃることは素晴らしいことですが、やはり若者の力もほしい。きたる東京オリンピックに向けた「おもてなしENGLISH」を成田市民が展開できるようになるには、まず若者の力です。その核になっていくのが学生です。なんと現在、このボランティアに男子高校生が登録していて、休みの日には、メンバーの方々と活躍しているのです！どうやら成田中出身者らしいですよ！ 
