<努力するからこそ>
卒業生の保護者の方から連絡がありました。
インターハイ地区予選 男子個人戦に初めて息子さんが出場したそうです。
3回戦で敗退となりましたが、高校3年生になって初めての公式戦出場。
『上位にくい込む事は出来ませんでしたが、試合内容など本人はとてもやりきった感じで帰って来ました。これまで辞めたいとも言わず頑張ったと褒めてあげたいです。残り少なくなった高校剣道生活、インハイの団体戦メンバーはこれから決めるそうなので、自信を持って挑んで欲しいです』
高校での部活動は、強豪校と呼ばれる学校に進学した場合、子ども同様に親もとてつもなく大変です。
朝早く起きてお弁当。集合時間が早い場合は、学校まで送るときもあります。
子どものストレスを受け止めなければならないときも出てきます。
そんな過酷とも思える条件の中、それでも大会に出場できる保証はありません。
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるとしたら、それはまだ、努力とは呼べない」
どれだけがんばっても報われない努力は、確かに、あります。
しかし努力なしでは満足のゆく結果を生み出すことはできません。
努力するからこそ、感動が味わえるのです。
それにしても、卒業生ががんばっている、という報告を聞くのはとてもうれしいものです。