1年ぼうず

眞野 義行

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  私は、3つの公約を掲げています。

 ①英語を話せる成田市民になろう

 ②介護する人もケアしよう

 ③子どもたちに選択権をあげよう

 議員未経験の私に、難しことはできません。しかし、成田の明日を考えることはできます。

 私が今、一番やりたいことは①です。

 来年の東京オリンピックの時に、成田を訪れる海外からの旅行者に、成田市のよさをアピールすることです。

 そのアピールは、もちろん建造物、自然、おいしい食べ物などの「もの」であってもいいですが、でもそれだけでは、東京にかなうわけはありません。

 人の旅の印象は、現地の人との「心の交流」できまります。

 

 私はニュージーランドランドが大好きです。過去に2回訪問しました。

 2回ともホテルの予約はせずに訪問しました。

 1,2回ともレンタカーで移動し、行く先々のホテルやモーテルに泊まりました。そのうちの一つのモーテルの管理人さんは、お年を召した女性でした。

 1泊したのちの帰り際、買い込んでいたビールが6本余ったので、そのおばぁちゃんに、よかったら飲んでください、と手渡しました。とても温かい笑顔で「ありがとう」という返事をくれました。

 それから10年、またニュージーランドを訪れ、その同じモーテルに宿泊しました。偶然にも通された部屋は10年前と同じ部屋。しかし今回対応してくれた方は、年配の男性でした。

 同じく1泊後の帰り際、やっぱりビールが6本余ったので、差し出して、こう言いました。 

 「実は10年前にもこのモーテルを訪れて、同じ部屋に通されたんです。その時にもビールが余ったので、管理人さんにあげました。」

 するとおじいちゃんは、にっこり笑って、こう言ったのです。

 「じゃぁ、このビールは、10年後にまた会うまで、取っておくよ。」

 なんて素敵なせりふでしょうか。こんなせりふ、きどった映画にも出てきませんよ。

 私は、こんなやりとりを、来年訪れるであろう、いろいろな国からやってくる人たちと成田市民ができたら、これはすごいことになると思います。

 そしてこういった「心の交流」が生まれるような英会話は、あと500日あれば可能なのです。

 駅前留学などしなくても、十分にできることなのです。

 だって、難しい政治・経済の話をするわけじゃないから。

 私が、行政、教育委員会、そして現場の懸け橋になれれば、こんな夢のようなことができるかもしれない。それをやってみたい。だから、立候補しました。

 簡単な英会話で十分に「人の心」は伝わるのです。

 成田市民の「おもてなし」がSNSで世界に伝われば、絶対に東京には負けません。

 インフラ(生活基盤になる施設や建造物)の充実は大切ですが、「モノをつくることより、人をつくることが大切」なのです。

 もっと言えば「人の心をつくる」ことが大切なのです。

 その「心」が「おもてなし」という形で世界に発信されれば、外国の人たちは、多少不便でも、必ずやってきます。

 日本人は勘違いしていることがあります。

 日本があまりにも便利な国過ぎて、多少の不備があると、すぐに不平を言ってしまいますが、外国の人たちは、多少の不便が当たり前なので、平気です。

 だから、これからの成田の発展を考えたとき、外国からやってくる旅行者や就労者とどう付き合っていくかが、一番の課題なのです。

 明日は、13:00に郷部橋付近で演説。18:00にJR東口に立ってみようと思います。

 それではまた明日。

 ※この統一地方選では、22%が「無投票選挙」として確定しています。

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