<被災された方、それを支える方>
フェイスブックとほぼほぼ同じ内容だけれど、記事が多すぎて、ぼうずの方が、おろそかになってる…。
今朝の成田市中央公民館。昨夜は46名の方が泊まられました。今は皆さん、3名のお年寄りの方をのぞいて、ご自宅に戻られています。
しょうがいを持った少女や他の車椅子の方はまだ残っていらっしゃいます。
お話を伺うと、大栄町から来られているとのこと。
「誰かと話していないと不安になるんです」
ちょっと涙ぐまれていました。
健康こども部の S さんと生涯学習課の O さんは、昨日午前11時からずっと泊まり込みで避難所に詰めていらっしゃいます。
交代で約2時間ほどの仮眠で対応されているとのこと。9時に交代の方がいらっしゃるので、もう一踏ん張りです。
色々お話を伺っているときに、一人の女性が受け付けに来られました。何かボランティアとしてできることはないか、と駆けつけてくださったのです。
理由をきくと、ご自身が熊本県大地震の時に被災され、ボランティアさんにお世話になったので、その恩返しに何かお手伝いしたいとの思いから、避難所に来られたのです。
市の職員お二人と私は感動しました。
今回のような停電という地域格差のある被災の対応は、市としても想定外で、対応が追いついていません。でも、できることを精一杯やられています。
そして今晩の登録34名。でも帰られた方もいらっしゃるので、現在約20名。
すでにほとんどの方が就寝されました。
今日は講堂は使わず、和室の対応で足りています。
対応は、市民課Nさんと明るい笑顔の生涯学習課 T(女性)さん。やはり避難所には女性が必要だと思います。頑張れ頑張れ。
しかしこの2人も今日、突然の公民館派遣。やるしかない。
月曜日の段階では、午後4時出勤で避難所対応の職員が決まっていましたが、想定外の状況でその日に突然の指名が続いています。市役所も必死です。
お二人と話している時に、若いご夫婦が「電気が通ったので帰ります。」と安堵の笑顔で挨拶に来られました。食べなかったお菓子を差し入れられ、お世話になりました、と去っていかれました。
私は思わず「おめでとうございます」と言ってしまいました。
22:15 田町通電。東京電力も必死です。