<こども達自身が考える機会を>
今日の午後は、またまたバレーボール教室。
生徒達は一所懸命練習。本当にバレーが好きなんだなぁ。
その練習直前に、バレー部3年生から連絡がありました。
進路の相談でしたが、そういえば彼女は、本来なら今日から修学旅行で京都に行っていたはず。
「10日前の中止って、正直なところ、みんなの気持ちはどうなの?」
「それほどがっかりしてませんよ。だってみんな、無理だろうなと思って準備してましたから。」
大人が考えているこどもの気持ちと、こども自身の気持ちが一致しないことは、よくあることです。
時々、教師も親も「えっ、なんでこんなにあっさり割り切れるの?」と思うときもあるかもしれませんが、別に感情が薄いわけではありません。
大人よりはるかに冷静で、意外に気持ちを切り替えて次に進める子は多いのです。
コロナ渦では、常に大人目線で物事が進んでいます。
でも、残された日々を「どのように過ごさせてあげるか」ばかり考えず、こども達に「どう過ごしたらいいのか」を考える機会を与えるべきです。
具体的には、成田市内10校の生徒会長をオンラインでつなぎ、成田市中学校としての行事を計画させてみる。きっと大人が考えるよりずっと素敵な行事を考え出します。
県外の旅行にこだわる必要はありません。
5年後の成人式実行委員会になる彼らですから。
私はこれを9月議会で提案します。