1年ぼうず

眞野 義行

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【Youは何しに日本へ 鹿児島の知覧飛行場 航空特攻作戦】
昨日8/9(月) 、何気にテレビ東京「Youは何しに日本へ」を見ました。

訪日外国人に訪日の目的を聞く番組です。

コロナの関係で、在日外国人も出演していました。

何人か登場していたようですが、そのうちの1人【ピンク髪女子が夢だった“知覧”へ】という番にあたりました。

そこに登場したのは、ピンクの髪に2つの口ピアスをしたウクライナ人。

この人が「鹿児島のチラン」に行くことが夢だと語るのです。

第2次世界大戦末期の1945年、沖縄を本土の最前線と考えていた軍部は、その最前線を守るために兵士一人一人の精神力を武器とした特攻戦法をとることを決定し、日本最南端の鹿児島県知覧飛行場を特攻隊訓練および出撃基地としました。20歳前後の若者達が250kg爆弾を飛行機に積み、敵艦に体当たりをしていった「神風特攻隊」陸軍最大の特攻基地、それが鹿児島県のチランです。

そのウクライナ女性は、知覧飛行場や特攻隊、そして隊員の最後を見送り続けた「ホタル館 富屋食堂」の鳥濱トメさんのことまでよく知っていて、特に富屋食堂を訪れたい、と思っていたそうです。

番組を見ながら、そのウクライナ女性の涙に、私はもらい泣きしてしまいました。

コロナ終息後には、ぜひ「知覧特攻平和会館」を訪れてみてください。

わずか17歳で特攻隊員として命を落とした若者を含めた、多くの隊員の遺書や遺品が数多く展示されています。

間もなく終戦の日8/15を迎えますが、8/6広島および8/9長崎に投下された原子爆弾の悲劇とともに、4/16に第1次総攻撃として始まり、7/19の第11次総攻撃まで続いた航空特攻作戦の真実も、ぜひ知っていただきたいです。

私は、また、訪れてみようと思います。