1年ぼうず

眞野 義行

 cres.mano0505@gmail.com

 TEL:090-9364-7172

f:id:crescentmano:20190503234459j:plain

[インターネット投票]

 投票率の右下がり状態は、成田市議会選挙に限らず、衆議院参議院などの国政選挙にもハッキリと現れています。そこで政府は、投票率が少しでも上がり、特に18歳以上の新たに選挙権を得た若者が、少しでも選挙に行くように「インターネット投票」の導入を検討してきました。まだ、結論がつかず、持ち越しのままです。ただし、海外在住の日本人有権者に対しては、「インターネット投票」が可能になる方向性で進んでいます。

 さて、その投票の利点と欠点を紹介します。

利点

投票率の上昇

開票作業の圧倒的な速さ

膨大な経費の削減

投票所まで足を運べない人たちの援助

欠点

①セキュリティーの問題

・ハッキングなどで結果を操作される危険性

②個人認証の問題

・本当にその人が投票したかどうかを含めた、なりすまし投票の危険性

・例えば、ネット上のお金のやり取りは、ネットバンクでもカード払いでも、その本人であるという特定のために、様々な個人認証を行い「セキュリティ」の確保に努めている。しかし、投票時に個人認証をきちんとするということは、その投票者の特定ができるということ。つまりその「投票した人間」が「だれに投票したか」もわかってしまう可能性がある。投票行為自体は誰にも知られてはいけない「秘密」の行為なのに。

SNSに対応できない年配者の方の問題

・いきなりインターネット投票にするわけにもいかないので、従来型の紙による投票も必要になり、かえって煩雑。

 

 ほかにもありますが、主なところです。

 さて、私はネット投票には賛成です。若者、高齢者の方のことを考えると手軽に(果たして手軽になるかどうかは少し疑問)投票できるシステムのほうがいいと思います。

 しかし、 矛盾していますが、1回くらいは投票所に行って、自分で投票したい人の名前を書くという行為をしてほしいと思います。

 なんでも電子化は便利ですが、そこには「血」が通っていないと思えるときもあるので。やっぱりアナログで「ライブ」の経験は必要だと思います。

f:id:crescentmano:20190503234337j:plain