<なぜ子ども達の実体をその目で見ない?>
午前中に成田中のバレー部の応援に行ってきました。3ヶ月ぶりにチームを見たのですが、みんな上手になっていました。必死にボールを追う姿はカッコいい。「何とか勝たせたい」と思ってしまいます。3年生3人にとって、残り2週間の部活動。7月14日の予選リーグをなんとか突破してほしいです。もちろん応援に行く予定です。
お昼は、下総からの帰り道にあるS食堂で昼食。お孫さんは習志野高校1年生。朝は6時前に家を出て、帰りは9時過ぎ。もちろん土日に休みはありません。勉強との両立は大変ですが、全国大会目指してがんばっています。
ところで文科省スポーツ庁は『中学校では土・日のうちの1日は休養日にあてて、実施の場合も3時間まで』などという方針をうちだしています。そんなことをしていて、オリンピック選手がどう育つのでしょうか?
『子ども達が季節に応じた様々なスポーツに取り組めるように、地域の人材活用で活動場所を作りましょう』などとのんきなことを言っています。
どこで、誰が、どういう子どもを対象に活動するというのですか?
「地域のクラブ活動の充実」という発想自体はいいですが、例えば、ずっとサッカーやってたけれど、夏は野球がいい!という子どもと、甲子園を目指したいと思っている子どもが一緒に練習するのですか?
また、中学生の間はスポーツをレクリエーションとして楽しんでいたのに、高校で急に「熱闘甲子園」になるんですか?みんな、倒れてしまいます。
文科省や有識者の皆さんは、紙上のアンケート結果だけみて議論をせずに、実際の子ども達の活動する姿をなぜ見ないのでしょうか?