<日本の教育制度を大きく変える>
昨日、日本中学校体育連盟は、8月に予定されていた全国中学校体育大会の中止を決定しました。
すでに近畿地区では、近畿地区総体の中止も決定しました。
千葉県で言えば、関東大会の中止も決まったと言うことです。
これによって各都道府県の総体も中止になっていくことが予想されます。
中学の部活も高校の部活も、3年生になってからの数ヶ月が、本気の勝負になっていく大切な時期です。
本気でがんばってきた人の、突然最後の瞬間を奪われた気持ちをどうのように昇華させてあげればよいのか、私にはわかりません。
コロナは人の命も夢も奪っていく。
この感染終息は夏前には難しいと思います。
みんなわかっていることだけれども、口にはしない。
子どもたちの希望をズルズル引きずって、あげくのはてに「命のため」という絶対的な言葉で押さえ込むというのは、良くないと思います。
文科省は、欧米のように「9月始業式」という制度を、視野に入れて準備を始めるべきだと思います。
そうすれば、部活、学力格差そして入学試験の問題は一気に解決します。しかも、9月までにオンライン授業の整備も進められます。
全員がもう一度やり直せるのです。
フィンランドならきっと問題ないでしょう。
9月に再開できる保証もありませんが、日本の教育制度を大きく変えるチャンスがやってきていると思います。