<成田空港の現実>
「おもてなし英語 in Narita」第6回撮影のために、成田空港に行ってきました。
今回は日本航空株式会社(JAL)さんと成田空港株式会社(NAA)さんの御協力を得て、空港内施設の案内をする動画です。
空港キャラクターの「クウタン」にも参加してもらいました。
成田市ALTのショーンはとてもシャイなアメリカ人で、今日もずっと緊張しっぱなし。
それでも案内役のJAL職員の方の流ちょうな英語とのナイスコラボで、よい動画が撮れました。
ところで、成田空港の状況は相変わらず深刻で、10:00からの撮影だったにもかかわらず、人がいません。8月なのに・・・。
旅客機が飛んでいないのだから、閑散としているのは頭ではわかっていても、現実に目の当たりにすると、怖いものを感じます。
もう1人いらしていたJAL職員さんとお話ししましたが「経営破綻した10年前のことが蘇って、不安になります」とおっしゃっていました。
2020年4~6月期決算でJALが赤字937億円、ANAが1088億円。
JALの損失は、経営破綻前の09年に匹敵する額です。
それでも地元成田のお役に立てるのなら、ということで快く出演を決めて下さいました。
ちょうど今、半沢直樹シリーズでJALをモデルにした「帝国航空」再建の話をやっていますが、相手が人間ではなくウイルスということが、これまでの経験を生かせない状況を生み出しています。